エスパス・マナーアカデミー
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ミニマナー情報

ミニマナー情報(こんな時はどうしましょう?)

 
☆気持ちの伝わるコミュニケーション ~その2(3回シリーズです)
気がつくと自分ばかりが話している・・・ということはありませんか?
相手のあるのがコミュニケーションです。
気持ちの良いコミュニケーションには「相手が自分の話を聴いてくれている」という安心感が必要です。

◆ミニマナー情報 No.1
☆ものの受渡しのマナー
人と人が一緒に仕事を行う時には、ものの受渡しが発生します。
 ①書類を渡す時
 ②ペンなどの筆記用具を渡す時
 ③はさみなどの刃物を渡す時
 ④大きなものを渡す時
 ⑤金銭を手渡しする時
ものの受渡しは、できるだけスマートに、美しく行いたいものです。
受渡しがスムーズだと、お互いが気持ちよく仕事を進められるだけでなく、
職場全体に、安定した気持ちのよい雰囲気が流れるものです。

①書類を渡す時…上司に書類を提出したり、お客様に書類を渡す時は、このような点に心を配りましょう。
相手に見えやすい向きで
両手を添えて
順序を揃えて
お客様には封筒に入れて
(順序がなければ)大きいものを下に、順に小さいものを載せて

②ペンなどの筆記用具を渡す時…お客様に何か書いていただくような場合(サインなど)です。  
筆記用具がすぐ書ける状態にして(ボールペンならノックして)
すぐ書けるように手渡しで(日本人の9割が右利きだそうですから右手に向かって)
両手を添えて(小さなものでも片手はNG)

③はさみなどの刃物を渡す時…はさみでなくても先の尖ったものはすべてこのようにします。
刃先は閉じて
刃先は自分の方に向けて
両手を添えて(相手がきちんと受け取ったことを確認してから手放す)

④大きなものを渡す時…受け取る側は、重さがわかりませんので注意しましょう。
持ち手があれば、片手で持ち手を持ち、もう一方の手を底に添えて
相手の近くまで近づいて(カウンター越しや机越しには渡さない)
相手が重さを感じられるようにそっと手放して
重い場合は「重いので気を付けてお持ちください」と一言添えて

⑤金銭を手渡しする時…代金をいただいたり、お釣りをお渡しする時は、確認が必要です
お預かりする時は「○○円、お預かりいたします」と両手でお預かりして確認を
トレイを使う場合は、お札の上に小銭を載せて確認を
お返しの時は「○○円、お返しいたします」とお札の向きに気を付けて確認を
ものの受渡しは、人と人とが触れ合う作業です。マナーを守って、「受渡し美人」を目指しましょう。

 

◆ミニマナー情報 No.2
☆気持ちの伝わるコミュニケーション ~その1(3回シリーズです)
「想いをことばにあらわしましょう」
心や頭で想っていても、態度やことばであらわさなければ、相手にはわかってもらうことはできません。
「何と言えばよいかわからない」「うまく言えない」からといって黙っていては、誤解されることもあります。
面倒くさがらず、ことばを惜しまず、積極的に想いをことばにあらわすことが大切です。
「想いをことばにあらわす具体例」
・約束に遅れてしまったときの言い回し
「遅くなってしまい申し訳ありません」
「大変お待たせして、申し訳ありません」など
・プレゼントやお土産をいただいたときの言い回し
「ありがとうございます。大切に使います」
「お気遣いありがとございます。皆でいただきます」
・朝一番に会ったときの言い回し
「おはようございます。今日もよろしくお願いいたします」
「おはようございます。昨日はお世話になりました」など
・電話で名指し人が外出のときの言い回し
「申し訳ありませんが○○は外に出ております。
 △△時ごろ戻る予定ですが、こちらからかけるよう伝えましょうか?」
「申し訳ありませんが○○は外に出ております。
 お急ぎでしたら連絡をとり、こちらからかけるよう伝えましょうか?」など
・レストランで食事をして帰るときの言い回し
「ごちそうさまでした。○○がとてもおいしかったです」
「ごちそうさまでした。また来ます」
・出かける人への言い回し
「行ってらっしゃい。お気をつけて」など
・外出から戻ってきた人への言い回し
「おかえりなさい。お疲れさまでした」など
想いのこもったことばに、あたたかい笑顔が加わればコミュニケーションもスムーズになります。「こんなときはどう言えばいいだろう」と考えてみる習慣は、あなたの魅力を引き上げてくれるでしょう。

 

◆ミニマナー情報 No.3
☆気持ちの伝わるコミュニケーション ~その2(3回シリーズです)
「聴き上手になるためには・・・」
気がつくと自分ばかりが話している・・・ということはありませんか?
相手のあるのがコミュニケーションです。
気持ちの良いコミュニケーションには「相手が自分の話を聴いてくれている」という安心感が必要です。
こんな “ きき ” 方はどうでしょう?   
・ 聞く・・・門構えの中に耳があります。 
つまり 「 耳できく 」 “ きき ” 方です。   
聞きたくない事は聞かないというイメージです。
・ 訊く・・・ 『刑事の訊問』 でわかるように問い詰めることです。 
つまり 「 口できく 」 “ きき ” 方です。   
自分が“ きき ” 出したいことのみ相手から引き出すというイメージです。
・ 聴く・・・ 『耳を王様にして、十四の心をひとつにして 』 というつくりの漢字です。
つまり 「 心で聴く 」 “ きき ” 方です。  
相手に集中して、感性を研ぎ澄ませて、理解しながら聴くというイメージです。
「 聴く 」ためには、おのずと心地よいあいづちや感情の交流が生れます。
自分の会話を振り返り 「 相手は気持ちよく話せているだろうか 」 と考えてみることも大切です。

 

◆ミニマナー情報 No.4
☆気持ちの伝わるコミュニケーション ~その3
「思いやりの心と耳そして言葉・・・」
会話の中で、こんな思いをしたことはありませんか?
「いざとなったら、相手がなかなか話そうとしない」
「どう話を続けたらいいのか、わからない」
そんな時は、普段の聴き方に「簡単なあいづち・うなづき」と「繰り返し」を加えるだけで会話が続きますよ(^ ^)!!
・ あいづち・うなずき・・・ 
「はい」「ええ」「なるほど」といったあいづちやうなずきをしてくれると  
話し手は自分の話が承認されたと思いスムーズに言葉が出て来ます。
・ 繰り返し・・・
相手の言葉をそのまま繰り返す事で相手にも確認が取れます。
ある程度聴いた時点で相手の話のポイントを整理して繰り返す。  
「今、お話された事は~と言うことですね」と確認する。    
但し、否定語はそのまま繰り返さず、言われたら嬉しい肯定後に変えて下さい。
 例:細かい人・・・・・気配りの出来る人
   おせっかいな人・・面倒見がよい人、思いやりがある人
   図々しい人・・・・積極的な人
相手を思いやり、相手の立場で、ありのまま理解し、その理解が正しいか確かめながら聴く事そして思いやりの言葉を添える事で、コミュニケーション(会話のキャッチボール)はスムーズになります。
人間は人との快いふれあいを心の栄養にし、心身共健康に成長するようですよ